eMAXIS slim S&P500の信託報酬が驚きの10%以上引き下げへ

こんにちは、あおです!

インデックス投資で人気なファンド『eMAXIS slim』の米国株式 S&P500の信託報酬を2025年1月25日より引き下げる旨の発表がありました。

出典:三菱UFJアセットマネジメント株式会社‐NEWSより

eMAXIS slimはこれまでも信託報酬が安い水準にありましたが、さらなる引き下げとは嬉しいニュースですね!

あお

私もeMAXIS slim S&P500を保有しているので歓喜です!

というわけで、今回は以下の内容について解説していきます。

それでは見ていきましょう!

目次

本記事の結論

結論

2025年1月25日よりeMAXIS slim米国株式(S&P500)の信託報酬が、年0.09372%以下→年0.08140%以下に引き下げ

信託報酬を含む運用コストでは、業界最安クラスの水準となった

楽天証券ユーザーはポイント還元を含めると楽天・プラス・S&P500 の方がお得

楽天以外の証券会社を利用しているなら、eMAXIS slim米国株式(S&P500)がお得

信託報酬が10%以上の引き下げへ

eMAXIS slim米国株式(S&P500)とは(簡単に)

eMAXIS slimは、三菱UFJアセットマネジメントが提供するインデックスファンドの1つです。

楽天証券より

S&P500を取り扱う投資信託として非常に優れた成績を出しており、純資産額は6兆円を超えます。

全銘柄における買付ランキング・積立設定件数ランキングも堂々の1位です!(2024年12月12日時点)

楽天証券より

直近5年以内のリターン成績は20%以上となっています。

あお

安定感・成績がともに優秀で、人気のインデックスファンドです!

私の運用成績も以下の記事で公開しています↓

信託報酬が10%以上引き下げ

出典:三菱UFJアセットマネジメント株式会社‐NEWSより

eMAXIS slimの米国株式(S&P500)全米株式の2ファンドが信託報酬の引き下げとなっています。

今回はS&P500にフォーカスしますが、年0.09372%以下→年0.08140%以下に引き下げられていることがわかります。

さらに

eMAXIS slim米国株式(S&P500)は、ファンドの純資産総額に応じて信託報酬率を下げる方針となっています。

すでに純資産額6兆円を超えているため、2025年1月25日以降の信託報酬率は年0.07713%(税込)となる見込みです!

あお

純資産が増える程、信託報酬率も下がるのはありがたいですね!

実際どれくらい安くなる?

たったの0.01%下がっただけで大げさじゃない?

このような声も聞こえてきそうですね(笑)

ですので、実際にシミュレーションしていきます!

前提条件

  • 積立年数:30年
  • 積立額:5万円/月
  • 運用利回り:5%/年
  • 信託報酬:引き下げ前→0.09%、引き下げ後→0.08%

※シミュレーションサイトにて下4桁までは設定できなかったので、ざっくり0.01%下げとしました。

結果がこちら↓

引き下げ(信託報酬率0.09%)
引き下げ後(信託報酬率0.08%)

なんと、30年間の積立では支払い信託報酬額に7万円の差がでました!これは結構大きいですね!

ちなみに、S&P500を取り扱う投資信託の中には信託報酬が0.2%近くのところもあります。

上記条件で試算したところ、なんとeMAXIS slimとは80万円もの差がでました…この結果には驚きです。

あお

ファンド選びが重要であることがわかりますね…!

楽天S&P500 との比較

信託報酬が安いことで有名なのが楽天S&P500です。

ここでは、2025年1月25日以降の信託報酬(0.07713%)を用いたeMAXIS slimと楽天S&P500 を比較してみます。

eMAXIS slim
米国株式
楽天
S&P500
信託報酬(年率)0.07713%0.077%
隠れコスト(年率)0.011%0.018%
うち「売買委託手数料」0.002%0.012%
うち「その他費用」0.009%0.006%
合計費用0.088%0.095%
※2024年12月12日時点で集計できる実数値をもとに計算しています

出典:eMAXIS slim米国株式(S&P500)‐運用報告書楽天・S&P500インデックス・ファンド‐運用報告書

運用コストの面ではeMAXIS slimの方が安い結果となりました。

あお

ただし、隠れコストは変動するので、あくまで参考程度です!

トータルリターンを考える際には、「投信保有還元率」「クレカ積立還元率」なども考える必要があります。

  • 年間のカード利用額
  • 毎月の積立額

これらの要素により、どの証券会社どの種類のクレカが良いかが変わってきます。

今回は検証しませんが、機会があれば別記事で書こうと思います!

まとめ

今回はeMAXIS slim S&P500の信託報酬引き下げについて解説しました。

もともと最強格だったインデックスファンドでしたが、さらに進化したなという印象です!

インデックスファンドは長期投資が前提なので、今回のような嬉しいニュースがまた出ることを期待したいですね!

それでは!

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この記事を書いた人

31歳、個人資産1,500万円(世帯資産3,500万円)でセミリタイアした元平凡サラリーマンのあおです。現在は投資と副業(挑戦中)でまったり生活中!

当ブログではセミリタイアに至るまでに実践した節約・転職・資産運用について発信します!

【経歴】
病院職員→個人事業主→内資系企業→外資系企業→セミリタイア

【家族構成】
・妻(アラサー会社員)
・猫3匹(保護猫)

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